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音楽配信サービス徹底比較!
おすすめはどれ??!無料で利用可能なサービスも紹介 | エンタメ.COM
定額で聴き放題(サブスクリプション)の音楽配信サービスがスマホユーザーの間で浸透してきています。
各社ともに膨大な数の楽曲を聴ける点をウリにしており、どのサービスを選んでも音楽生活が充実することは間違いありません!

–目次–
>>サブスク音楽配信サービスの現状と選び方【比較表あり】
>定額制音楽配信サービスを一覧表で比較
>無料お試しでコンテンツ・料金・機能面などをチェックして選ぼう
>音楽配信サービスの人気ランキング(シェア)調査
>>【Amazon Music Unlimited】プライム会員は年額プランでお得に
>>【Apple Music】iPhoneはじめAppleデバイスとの相性は抜群
>>【Spotify】無料で全曲フル再生が可能な世界最大手のサービス
>>【LINE MUSIC】着うたやBGMなど豊富なLINEとの連携機能
>>【AWA】スタイリッシュなインターフェース、PC版も魅力
>>【RecMusic】圧倒的な邦楽のラインアップ(旧レコチョクBest)
>>【Rakuten Music】楽天ポイントや楽天ペイでの料金支払いもOK
>>【KKBOX】K-POPなどアジア圏の音楽を聴くなら一択
>>【YouTube Music】膨大な楽曲数、ミュージックビデオも充実
>>【アニュータ】10万曲全部アニソンの専門サービス
サブスク音楽配信サービスの現状と選び方【比較表あり】
サブスク音楽配信サービスの現状と選び方【比較表あり】
2015年頃からApple Music、LINE MUSIC、Google Play Musicなど定額制音楽配信サービスの参入が相次ぎ、2016年9月にはスウェーデンの「Spotify」が日本上陸、2018年には「YouTube Music」もサービスイン。
音楽配信のメインストリームは、iTunesに代表されるダウンロード型から定額聴き放題(サブスクリプション)へと移ってきており、楽しみ方も徐々に変わりつつあります。

日常生活の中で音楽をそれなりに聴く人や、好きなアーティストが決まっているのなら、定額制の音楽配信サービスを検討したほうが今よりもおトクに、また幅広く音楽を楽しめるケースも多くなってきています。ICT総研によれば、2020年末時点の国内における音楽配信サービス利用者数は2280万人とも推計されています。
定額制音楽配信サービスを一覧表で比較
定額制音楽配信サービスを一覧表で比較
まずは、今回紹介する定額制の音楽配信11サービスの概要を比較表にまとめてみました。いずれも楽曲単位で自由に聴ける方式のオンデマンド型サービスであり、「dヒッツ」「うたパス」のようなラジオ型サービス(プレイリストやチャンネルのみで聴く方式)は除外しています。
※表中には個人プランの月額料金のみを記載。その他のプラン(年間プラン、ファミリープラン等)は各サービスの項目を参照

無料お試しでコンテンツ・料金・機能面などをチェックして選ぼう
無料お試しでコンテンツ・料金・機能面などをチェックして選ぼう
上記多数のサービスから、ど れを選んだらよいのでしょうか。身も蓋もないようですが、どのサービスも1カ月以上の無料お試し期間が設けられているので、トライアル体験で満足できたかどうかが決め手になります。その際、特に重視したい点は「コンテンツ」「料金」「機能面」です。

コンテンツ (楽曲・アーティスト)
当然、楽曲数が多ければ多いほど様々な音楽に出会えますが、結局は自分が聴きたい楽曲(ジャンル)の充実度、お目当てのアーティストが配信しているかどうかがポイントになってくるでしょう。
利用料金
通常プランは、どのサービスも月額1000円弱の価格帯に集中しています。1日当たり30円ちょっと、という計算です。
まずは、無料で使ってみて月額料金を払うだけの価値があるかを検討してみましょう。いざ契約するとなれば、ファミリープランや学割プランなど自分の状況にぴったりな料金プランがあるかどうかも要チェックです。
音質や機能
ロスレス音質やハイレゾ音質といった高音質で楽曲を配信するサービスが増え始めています。自分の好きな曲をより高音質で聞きたいという人は、ロスレス音質やハイレゾ音質に対応しているサービスを選択するとよいでしょう。
機能面では、PCからも使えるかどうか、ダウンロード機能(オフライン再生)やレコメンドの使い勝手なども各サービスで異なるので、無料トライアルで相性を確かめておきたいところです。
音楽配信サービスの人気ランキング(シェア)調査
音楽配信サービスの人気ランキング(シェア)調査
定額制音楽配信サービスのシェアに関する大規模調査はまだありませんが、ICT総研が実施したWebアンケート調査(2020年10月)によれば、対象者4409人のうち32.5%に当たる1434人が有料ないし無料の定額制音楽配信サービスを利用しています。

このうち、Prime Music(Amazon)の利用者が最多で569人でした。次いで2位がSpotifyで409人、3位はApple Musicで383人、4位にLINE MUSICの267人となっています。
さらにAmazon Music Unlimitedが253人、Google Play/YouTube Musicが161人、AWAが96人、dヒッツが86人、うたパスが75人、RecMusic(旧レコチョクBest)が72人、KKBOXが59人と続いています。ただしPrime Musicは、Amazonプライム会員なら料金内で利用できるため、やや例外的といえそうです。
前年比ではSpotifyが9.3%増と大きな上がり幅を見せ、Apple Musicが1.5%増、LINE MUSICが0.7%増、Amazon Music Unlimitedが1.0%増となった一方、その他サービスの利用率は前年並みかマイナスとなっているものが多く、シェア上位のサービスに利用者が集中する傾向がみられるといいます。
【Amazon Music Unlimited】プライム会員は年額プランでお得に
【Amazon Music Unlimited】プライム会員は年額プランでお得に
Amazon Musicでは、「Amazon Music Unlimited」を含めて現時点で4つの形態のサービスがあります。それぞれ料金や配信曲数、音質が異なり、どれを重視するかで契約すべきサービスが変わってきます。


本項目では、料金や配信曲数などの面で最も基本的なサービスである、Amazon Music Unlimitedについて紹介します。
Amazon Music Unlimitedはプライム会員でなくても登録可能で、聴 ける楽曲数は7500万曲以上と、音楽配信サービスの中でもトップクラスの品揃えを誇っています。


プレイリストやラジオ、おすすめ、オフライン再生、歌詞表示 (対象曲のみ)など、基本的な機能はすべて使えます。インターフェースはシンプルな作りになっており、操作に迷うことはないでしょう。Amazonで購入した音楽もマイミュージックで一緒に管理できるようになっています。
2021年6月より、Amazon Music Unlimitedのユーザーは、追加料金を払わずともAmazon Music HDの利用ができます。Amazon Music HDでは、ロスレス音質(HD)やハイレゾ音質(ULTRA HD)で音楽を楽しめます。これまで上位サービスとして追加料金が必要だったプランが、Amazon Music Unlimitedに組み込まれた形です。
料金プランは「個人プラン」「ファミリープラン」「学生プラン」「Echoプラン」の4つがあり、実際の料金はユーザーがAmazonプライム会員かどうかによって変わってきます。料金表を下記にまとめました。

Amazonプライム会員は、個人プランとファミリープランで2カ月分もお得な年額払いが用意されており、一般会員よりも料金の面で優遇されています。
またEchoプランとは、スマートスピーカーのAmazon Echo(アマゾンエコー)シリーズ端末1台で利用できるプランです。最も料金の安いプランですが、Echo端末1台のみでしか音楽の再生ができないので注意が必要です。スマホなど他のデバイスで利用したいときは、個人/ファミリープランに変更する必要があります。
プライム会員やEchoユーザーへの優遇は、自社サービスによる囲い込みを得意とするAmazonらしいやり方と言えます。

【Apple Music】iPhoneはじめAppleデバイスとの相性は抜群
【Apple Music】iPhoneはじめAppleデバイスとの相性は抜群
当初Apple Musicは“邦楽に弱い”というイメージがありましたが、ソニー・ミュージックエンタテインメントやビクターエンタテインメントといったレーベルが楽曲を提供して以降、ラインアップが拡充。邦楽のタイトルについても、他のサービスに見劣りしていません。

Apple Musicの特徴は、標準の「ミュージック」アプリから利用できることです(Android端末にも対応しています)。利用を開始するとiCloudミュージックライブラリが有効になり、iTunes Storeで購入した楽曲やPCから転送した曲と一緒にApple Musicの曲を管理できるようになります。


レコメンド機能には、再生した曲やハートを付けた曲を学習しユーザーの趣向に合わせた音楽を表示する「今すぐ聴く」を筆頭に、さまざまなプレイリストやジャンル、ランキングなどから曲を探せる「見つける」があります。
音楽のエキスパートが選曲した数々のプレイリストは洗練され、機械的なアルゴリズムでなく人の手による「生きた」キュレーションは他サービスにない大きなアドバンテージ。気分やアクティビティに合った音楽を見つけるのにも便利です。
このほか、24時間リアルタイムでオンエアされているラジオステーション「Apple Music 1(旧Beats 1)」など、新しい音楽を見つけるための手段がたくさん用意されています。オフライン再生に対応するほか、歌詞の表示機能もサポートされています。
やはり洋楽を中心としたラインアップの豊富さと、Apple製デバイスとの親和性の高さがApple Musicの強みです。Appleユーザーなら、iTunes Storeで購入した音楽をまとめて管理できるなど、メリットも少なくありません。また、家族で使えるファミリープランや学生プランの存在も決め手の一つになるでしょう。
なお、2021年6月よりApple Musicでは追加料金無しでロスレス/ハイレゾ音質が楽しめるようになりました。現時点では一部楽曲のみの対応となっていますが、2021年末までにすべての楽曲がロスレス音質に対応するとしています。加えて、Dolby Atmosもサポートされ、対応する曲では音の立体感を感じることもできます。

【Spotify】無料で全曲フル再生が可能な世界最大手のサービス
【Spotify】無料で全曲フル再生が可能な世界最大手のサービス
Spotify(スポティファイ)は2008年にスウェーデンで開始された音楽配信サービスで、2016年11月に日本でもサービスの提供を開始。現在、全世界で月間アクティブユーザーが3億人以上を誇る巨大コンテンツとなっています。

無料プランでは、数曲再生するたびに30秒程度の広告が流れるなど制限があるものの、7000万以上ある楽曲のすべてを「無料」でフル再生できるのは嬉しいポイントです。音質は、320kbpsを選ぶことはできませんが、ストリーミングなら160kbpsまでを設定可能です。
2021年1月より、PCやタブレット、ゲーム機(PlayStaitonなど)では30日あたり15時間の再生時間制限が廃止され、何時間でも音楽が楽しめるようになりました。加えて、楽曲を好きな順で再生できるようにもなったため、PCやタブレットなどでの無料プランでの使用感がかなり向上したと言えるでしょう。ただし、スマホアプリはこれまで通りシャッフル再生のみの対応となります。
一方で有料のPremiumプランでは、こうした制限がすべて取り払われます。聴ける曲は同じですが、広告が非表示になり、選曲やスキップが自由におこなえるようになります。また、ダウンロードによるオフライン再生も可能になります。
Premiumプラン(個人)は月額980円で、初回は30日間無料で利用可能です(60日間無料の場合も)。2021年2月の発表によると、有料会員数はなんと1億5500万人を突破しています。


Spotifyの画面は非常にシンプルながら、音楽を探す機能とおすすめ機能が充実しています。「検索」にはヒットチャートやニューリリース、好きな音楽のジャンルな どから様々なプレイリストを探すことができます。気になるアーティストやプレイリストはフォローでき、新曲やトレンドの曲が自動で追加されるため、常に新しい音楽と出会えるのも魅力の一つです。
また「ホーム」画面には、再生履歴やお気に入りに追加した曲からおすすめを表示するレコメンド機能があります。邦楽のラインアップも、最近のヒットソングから昭和歌謡まで幅広くカバーしています。

Spotifyの魅力は、何と言っても無料で楽曲をフルで聴ける点です。無料期間が終わると有料プランに自動更新されるといったことはなく気軽に使えるので、まずはインストールしてみましょう。
その上で、シャッフル 再生中心のまま使い続けられるか、オフライン再生が必要かどうか、広告が挟まるのを耐えられるかなどが、有料プランへアップグレードする際の判断ポイントになりそうです。
学生向けには、月額480円でフル機能が使える学割プランも用意されています。また、同じ住所の家族最大6人がそれぞれプレミアムアカウントを所有できる「Familyプラン」(月額1480円)と、2人だけでアカウントを共有する「Duoプラン」(月額1280円)も選択できます。

【LINE MUSIC】着うたやBGMなど豊富なLINEとの連携機能
【LINE MUSIC】着うたやBGMなど豊富なLINEとの連携機能
LINE MUSIC(ラインミュージック)はLINE、ソニー・ミュージックエンタテインメント、エイベックス・デジタルの3社が中心となって立ち上げた、LINE MUSIC株式会社による音楽配信サービスです。楽曲数は8000万曲以上もあり、他のサービスに引けを取らないラインアップを実現しています。

検索機能のほかに「ホーム」や「ランキング」にある様々なプレイリストや、「検索」にある33種類のジャンルから聴きたい曲を探すことができます。オフライン再生や歌詞表示などの機能も一通りサポートしてそつなく音楽を楽しめる印象で、ミュージックビデオにも注力しているようです。


LINE MUSICならではの機能といえるのが、お気に入りの曲をLINEの友だちにシェアできる機能でしょう。シェアされた曲やアルバム、プレイリストは、トーク画面やタイムラインからすぐに聴くことができます。また配信されていないアーティストなどに関しては、楽曲をダウンロード購入(LINE MUSICコインを利用)してLINE MUSIC内で楽しむこともできます。
また、LINE MUSICから好きな楽曲をLINEのプロフィールのBGMまたはトークルームのBGMとして、さらにLINE無料通話の呼出音・着信音(LINE着うた)として設定することもできます。


LINE MUSICを利用するにはチケットを購入します。チケットは、再生時間が無制限の月額960円または年間9600円の「プレミアムプラン」、月20時間まで聴けて月額500円の「ベーシックプラン(Android端末のみ)」の2種類があり、アプリ内での購入では自動更新となっていますが、LINEストアでは自動更新のない都度購入も可能です。
チケットには学割も用意されています。プレミアムプランとベーシックプランをそれぞれ半額の480円/300円で利用でき、学生ユーザーが多いLINEらしいサービスと言えるでしょう。家族で契約したいときは、6人まで使えて月額1480円、年間1万4000円のファミリープランも選択できます。
LINE MUSICには、1曲につき30秒間だけ聴くことができるフリープランも用意されています。本格的に曲を聴く用途には適しませんが、どんな曲があるのかを確認するのには役立つでしょう。

【AWA】スタイリッシュなインターフェース、PC版も魅力
【AWA】スタイリッシュなインターフェース、PC版も魅力
AWA(アワ)は、エイベックス・グループとサイバーエージェントが手掛ける音楽配信サービスです。特徴はユーザーが作ったプレイリスト群。こだわりの詰まったプレイリストを検索して再生したり、気に入ったものをお気に入りに登録したりできるほか、自分のプレイリストを公開するなどソーシャル的にも楽しめます。



カラオケ好きに気に入られそうなのが歌詞の表示機能です。アルバムジャケットをタップすると歌詞が表示されます。再生箇所がハイライト表示されるので、歌いながら聴きたいという人にはぴったりでしょう。
フル機能が使える「Standardプラン」の月額料金は980円ですが、無料で使える「Freeプラン」もあります。
Freeプランは、最大90秒間のハイライト再生(楽曲の盛り上がる箇所を途切れることなく聴ける機能)を月20時間まで利用できるプランです。オフライン再生と楽曲のフル再生はできませんが、広告も表示されず、プレイリストの作成や公開も可能なので、実際に使い勝手を検討するのにちょうどよいでしょう。

PC用のクライアントが用意されているのも強みと言えます。スマホ版と同様、美しいユーザーインターフェイスを備えており、クールな世界観の中で直感的に使える操作性を実現しています。
今回紹介している中では、Apple MusicとAWA、KKBOX、Amazon Music UnlimitedでPCクライアントが利用できますが(LINE MUSICやRec Music、YouTube Musicはブラウザ版)、スマホでもPCでも快適さを求める人に嬉しいポイントです。

【RecMusic】圧倒的な邦楽のラインアップ(旧レコチョクBest)
【RecMusic】圧倒的な邦楽のラインナップ(旧レコチョクBest)
RecMusic(レックミュージック、旧レコチョクBest)は、音楽配信大手のレコチョクが提供している音楽配信サービスです。

RecMusicは2021年10月1日、ドコモが提供する「dミュージック(月額コース)」を引き継いだうえで、「TOWER RECORDS MUSIC powered by レコチョク」にリニューアルすることが発表されています。
「TOWER RECORDS MUSIC powered by レコチョク」へのリニューアルについて(RecMusic)
2013年からサービスを提供してきた老舗で、2019年3月に「RecMusic」としてリニューアルしました。従来の音楽聴き放題サービスに加え、ミュージックビデオを楽しめる機能やアーティストのランキングチャンネルなどが追加されました。そのほか「Myプレイリスト」「Myアーティスト」「お気に入り」などの便利な機能は引き続き利用できます。
プランにおいては、レコチョク時代に用意されていた1人のアーティストの楽曲を割安で聴ける「アーティストプラン」は廃止されましたが、プレイリストを聴き放題できる「レコチョク Best ライトプラン」は「RecMusic ライトプラン(月額330円)」に名前を変えて引き続き利用可能です。


リニューアル後も邦楽、特にJ-POPに強いという印象で、国内のレーベルで配信されているほとんどの音源が聴けるという安心感に加え、日本人の好みに合わせたプレイリストが豊富なのが特徴です。
プレイリストは1500種類以上と多く、年代別のヒットソングなど老若男女すべてが楽しめる内容となっています。一度聞いた曲は自動でキャッシュされるので、オフライン用にいちいちダウンロードしなくて済むのが便利です。
なお、初月無料の特典を受けるには、会員登録の上、公式サイトで支払い方法を登録する必要があります。

【Rakuten Music】楽天ポイントや楽天ペイでの料金支払いもOK
【Rakuten Music】楽天ポイントや楽天ペイでの料金支払いもOK
Rakuten Musicは楽天が2016年8月に提供を開始した音楽配信サービスです。プランは、聴き放題の「スタンダードプラン」と「楽天カード会員限定プラン」、月間20時間まで再生できる「ライトプラン(楽天ペイ決済限定)」の2つ用意されています。無料プランはありません(初回30日間の無料お試しはあり)

「曲を再生する」「プレイリストを作成する」「オフライン設定する」といったミッションを達成すると楽天ポイントを獲得できるインセンティブも用意されており(2021年9月時点では1日1曲を聴くと1ポイント等)、楽天ポイントとの親和性が特長になっています。

楽曲のラインナップは全体的に邦楽が多く、洋楽はやや少ない印象。アニメソングや、TVドラマ・映画で使用した楽曲なども揃っています。
Rakuten Musicを利用するには、楽天IDの取得が必須となります。1つアカウントを所有していれば複数台の端末で利用が可能(Apple ID決済の場合を除く)ですが、複数端末での同時再生はできません。なお、Webブラウザには非対応であるため、スマホやタブレットにインストールしたアプリで聴く必要があります。

Rakuten Musicで特徴的なのが、ライブで演奏する曲の一覧を順番に記した“セットリスト”がプレイリストとしてまとめられている点です。セットリストのプレイリストでは、ライブで演奏した順で聴くことができるので、ライブの追体験ができます。

またファミリー層の利用を意識してか、ポップやロック、クラシッ クなどのほか、「アニメ/ファミリー」のカテゴリがあります。ディズニーやジブリといった定番ソングだけでなく、最新のアニメ主題歌まで品揃えは豊富です。

機能面では、オフライン再生に対応しており、端末の空き容量に応じて最大2000曲まで設定が可能。好みの曲は、お気に入りに登録したり、プレイリストを作成してシャッフル再生したりできます。歌詞の表示機能も搭載(未対応曲もあり)していますが、再生部分のハイライトや歌に合わせて動いてくれる機能はありません。
なお、Rakuten Musicでは、楽天ペイでの決済とApple ID決済は月額料金が異なる点に注意が必要です。楽天ペイ決済の場合、スタンダードプランの月額は980円ですが、Apple ID決済の場合は1080円となり、100円の差額が発生します。月額500円のライトプランも「楽天ペイ決済」限定のプランです。
また、2021年8月より「楽天カード会員限定プラン」が登場。楽天ペイ決済で楽天カードを持っている人は、「スタンダードプラン」と同様の機能を月額780円で利用できます。ただし、家族カードで楽天カードを所有しているユーザーは対象外となります。
楽天ペイでの支払いで貯まる楽天ポイントをRakuten Musicの月額決済に充当できる点からも、Rakuten Musicを契約するならば楽天ペイで決済したほうがお得と言えます。

【KKBOX】K-POPなどアジア圏の音楽を聴くなら一択
【KKBOX】K-POPなどアジア圏の音楽を聴くなら一択
KKBOX(ケーケーボックス)は台湾発の音楽配信サービスで、国内では2013年よりスタートしている老舗ブランドです(前身の「LISMO unlimited」は2010年に開始)

7000万曲以上という楽曲数もさることながら、最大の特徴はなんといってもK-POPやC-POPといったアジア圏の楽曲が多いことです。アジア圏のアーティストに関しては、他のサービスで聴けなくてもKKBOXでなら聴けるというものが少なくありません。
KKBOXでは、友だちやアーティストがオンラインになっていれば、リアルタイムで同じ音楽を聴きながらチャットができる「Listen with」があります。アーティストのオンライン時間はあらかじめ予告され、国外アーティストのライブ中継などを聴くことができます。


また地味に便利なのが、一度再生した音楽を自動的にキャッシュする機能です。2回目からはオフラインで再生でき、Wi-Fi環境で再生しておけば、外出中でも320kbpsの音質で楽しめます。キャッシュは7000曲までスマートフォンやタブレットに保存され、古いものから削除される仕組みです。このほか、曲とともに歌詞をハイライト表示する機能や、歌詞から曲を検索する機能なども用意されています。
アジア系の音楽に強いので、好きな人にはたまらないサービスです。KKBOXでしか聴けない楽曲や独自機能が豊富で、横並び傾向の強い音楽配信サービスの中で異彩を放っています。Facebookアカウントかau ID、メ ールアドレスで登録すれば1カ月無料で試用できるため、まずは聴きたい曲があるか調べてみるとよいでしょう。

【YouTube Music】膨大な楽曲数、ミュージックビデオも充実
【YouTube Music】膨大な楽曲数、ミュージックビデオも充実
2018年11月に提供開始したYouTube Music(ユーチューブミュージック)の最大の魅力は、膨大な楽曲数です。他の配信サービスと比べても「聴けない曲」が圧倒的に少なく、幅広い歌手の曲を聴くことができます。

機能面ではプレイリストや類似アーティスト情報、ヒットチャートなどの基本的な機能を用意。また、うろ覚えでも楽曲を探せるスマート検索機能や、一部の楽曲に限るものの字幕機能(歌詞表示が可能)なども備わっています。


有料版の「YouTube Music Premium(プレミアム)」に加入すれば「広告なし」「オフライン再生」「バックグラウンド再生」といった機能も利用でき、より快適に音楽を楽しめます。1カ月の無料期間があるので、お試しで有料版を使ってみてもよいかもしれません。
ただし、iPhoneユーザーとAndroidスマホユーザーで月額料金が異なる点に注意が必要です。iPhoneユーザーの場合、個人プランの月額が1280円、ファミリープランの月額が1950円と設定されている一方で、Androidスマホユーザーの場合は、個人プランの月額が980円、ファミリープランの月額が1480円と大きな開きがあります。個人プランでは300円、ファミリープランにいたっては500円近くの差額です。
なお、YouTubeで動画や音楽をより楽しむための有料会員サービス「YouTube Premium」も存在します。YouTube Musicを契約している場合は、追加の差額を月額料金に上乗せすることで、YouTube Premiumの機能も利用できるようになります。
契約しているサービスやiPhoneとAndroidスマホでも差額料金は異なるので、アップグレードメニューで確認してみてください。

【アニュータ】10万曲全部アニソンの専門サービス
【アニュータ】10万曲全部アニソンの専門サービス
ANiUTa(アニュータ)は、アニメソング(アニソン)専門の音楽聴き放題サービスです。

収録曲の10万曲すべてがアニメに関連する音楽なので、アニメファンならチェックしておきたいところ。


アニュータでは、曲名やアーティスト名での検索だけでなく、アニメのタイトルでも検索が可能です。アニメのタイトルは知っているけれどオープニングの曲名が分からない、といったときでも検索に困ることはありません。

プレイリストの充実度はANiUTaの魅力の一つです。ユーザー作成の「寝落ち用」や「戦闘用BGM」など、アニソンならではの独特の切り口でまとめられたプレイリストや、「元気の出る曲」のように気分に合わせたプレイリストもあります。
また、アニュータ限定の音声コンテンツの配信や、プレゼントが当たるキャンペーンなども多く開催されています。
アニュータは1カ月間の無料期間が設けられています。自分の好きなアニメソングがあるか調べてみてもいいでしょう。

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